【体験談】アメリカでTOEICを受験したけど、スコア受け取るのに35日もかかった話・・・

英語学習

渡米後の英語力を客観的に測るために、アメリカ会場でTOEICを受験しました。日本ではオンラインでスコアが見れますが、アメリカは郵送のみのため、運悪くスコアを知るのに35日かかりました(日本では、試験日から17日後にインターネットでスコアを確認することが可能)。アメリカではメジャーな試験ではないTOEIC、受験の記録を書いてみます。

申し込みはこちらから

TOEICアメリカ会場の申し込み(ETSのTOEIC web registrationのページ)

TOEIC Registration: Online Registration

まず、試験の申し込みです。申し込みの手順はとても簡単です。顔写真さえ手元にデータがあれば、10分以内で完了です。

Begin registration→Select a Country: US→Select a Test Type: TOEIC L&R Public→Serch by Test Center→Select a location:受験する州→ Test Center:最寄りのテストセンターを選択→Reserve a seat→Personal Information(名前、生年月日)、Contact Information (住所、携帯電話、Emailアドレス)を記入、Photoをアップロード→Continue→カード情報を入力して支払い完了。

受験料は75ドル。日本よりは若干高い感じですね

写真は、オンラインでアップロードできます。私はグリーンカード抽選の申請用に撮っていた写真があったので、そちらで代用しました。一応要件を読んでからアップロードしました。

アップロードする写真の要件について

TOEIC Registration : Information

当日の流れ(サンノゼ会場の場合)

San Jose会場は、Sanjose state university の教室でした(Dudley Moorhead Hallというビル)。

当日の持ち物は、以下の3つが提示されていました。

  • Admission Ticket(申し込みをした際に送られてくるメールを印刷したもの)
  • Photo ID (Driver’s license or Passport)
  • Pencil(s)/Eraser(s)

持ち物は至ってシンプルですが、要注意は「携帯を持ち込んで行けないこと」です。サンノゼ会場に着くと、建物の入り口に係りの方が立っていて、携帯を持っていないかどうか、確認されます。ここで携帯を持っている場合は、車に戻って置いてくるように指示されます。

そして教室へ到着。私が受験した回は、好きな席に座って良いとのことで、端っこの席に着席。

10時から試験の説明がありました。自分の名前、母国語(Japanese)、簡単なアンケート(学生か会社員か等)をマークシートに記入する作業があります。作業としては簡単な内容ですが、説明が全て「英語」で行われるため、すでにリスニングの試験状態。中には指示が聞き取れずに何をして良いのかわからない方もいるので、そういった方には、係りの方が丁寧に教えていました。

そんなこんなで、テスト用紙を配り、あっという間に30分以上が経過。「待ち」の時間が長すぎて、集中力が途切れた状態で、試験開始です。当日の試験開始は10:38からでした。1時間前には試験会場に到着しているので、すでに疲労感・・。

加えて、サンノゼ会場は、アメリカの大学によくありそうな机と座席が一体化しているタイプのもので、机の大きさが明らかに小さい!!!問題用紙とマークシートを一度に広げると、はみ出してしまうので、いちいちマークシートをずらしながら問題用紙を読まなければならずプチストレス。机が小さいので、鉛筆がコロコロ転がらないように気を配る必要もあり、ただでさえ集中力が途切れているので、モヤモヤしながら試験を受けました。

この机と椅子じゃなかったら、スコアが10点くらい上がるのでは?というくらい、問題が解きにくかったです。

スコア到着

スコアは受験日から35日後に手元に届きました。「TOIEC アメリカ受験 スコア いつ」で検索したら、皆さん1週間や2週間で手元に届いたというケースが大半。しかし、これは郵送に問題が生じなかった場合です。残念ながらアメリカ受験の場合は、オンラインでのスコア開示がないので、郵送で届くのを待つしかないのです。

試験から3週間後

いくら待てどもスコアが届かないので、受験日から3週間経った時点でETS(toeic@ets.org)にメールをしました。

回答はこちら↓です。

Your scores were mailed on 【dd/mm/yy(試験から5日後)】 to the address you registered with online and should arrive to you 7 – 10 business days after the scores are mailed via USPS, the week after the administration, if mailed within the United States. It could take up to six weeks for it to reach an overseas address. If for any reason your scores are returned to us as undeliverable, we will e-mail you and ask for the correct address to resend the scores.

Three weeks must first pass after the scores were mailed before scores can be mailed again without charge.The scores are not available via internet, e-mail, fax or phone. They are only available through the mail.

A reprint of your scores can be ordered using the link below, however there is a cost for ordering a reprint of your scores. Otherwise, you will have to wait either for your scores to deliver with the mail or until the scores can be mailed again without cost.

ETS Canada | Order Form
Please click the link to complete this form.
ETSからの返信の抜粋

なんと試験の5日後には郵送しているとのこと。郵送日から3週間経っても届かない場合は、無料で再送します、という内容だったので、とりあえず郵送日から3週間経過するまで待つことになりました。

郵送日から3週間後

案の定、郵送日から3週間経ってもスコアは届かないので再送をお願いしました。そうすると、以下の返信がありました(メールの返信は早いです)。

We will be sending the free reprint of your TOEIC Scores to your confirmed mailing address.

ETSからの返信の抜粋

無料で再送してくれるとのこと。また郵送物を待つのか、、、、とやや気分がどんよりしますが、とりあえず待つことに。

試験日から35日後に到着

再送するよ! とメールが来てから、6営業日後、やっと自宅のポストにスコア表が届きました。やれやれ、本当に長かった・・・・。

アメリカで受験するメリット

紆余曲折ありましたが、アメリカでTOEICを受けた感想を記録しておきます。まずはメリットから。

  • 受験者数が少ないので、会場が空いている(日本の受験会場みたいに、受験生がたくさん!っていうことはないです。1つの教室で完結する感じです。)
  • 席が空いていれば、直前でも申し込みできる
  • 順調にスコアが郵送されれば、日本より早く結果がわかる
  • 写真を印刷する手間がない(オンラインで写真をアップロードするのみ)

デメリット

  • (サンノゼ会場の場合)机が小さすぎる
  • (サンノゼ会場の場合)携帯が持ち込めないので、会場にたどり着くまでが不安
  • スコアが予定通りに届かない可能性がある
  • 受験料が若干高い
  • 英語の事前説明で、試験開始までに疲れる
  • (季節によっては)冷房が効きすぎて寒い(アメリカの試験会場て、割とどこも冷房が効きすぎてるイメージです)

デメリットはこんな感じ。とりあえず、スコアが予定通りに来ないことに、イライラしました。このデメリットさえなければ、ゆるーい雰囲気で受験できるので、意外とおすすめかもしれません。

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