【東京と比較】シリコンバレーの天気は本当に快適?

生活の豆知識

シリコンバレーの天気は温暖で過ごしやすく快適だと紹介されることが多いです。実際に住んでみて、本当に快適な天気だと実感する一方、これは想定外だったなぁということもいくつかあるので、東京とデータとも比較しながら、シリコンバレー(今回は主にSan Jose)の天気を考察してみます。

気温の特徴(1)寒暖差がすごい

折れ線グラフは、オレンジが東京、青がSan Joseの最高・最低気温の平年値を表しています(※)。東京の平年値と比べると夏は比較的涼しく、冬は暖かい気候であると言えます。確かにその通りなのですが、実際に住んでみてわかったのは、1日の寒暖差が大きいということです。昼間は24度で快適だけど、朝は7度まで冷え込んだりということが普通にあります。

服装選びは少し面倒ですが、良い点としては、いくら昼間が暑くても、朝晩は涼しくて熱帯夜のように寝苦しい夜はないのが、快適な天気と言われる理由かもしれません。

ちなみに、私が東京に住んでいた時、外国人観光客の方々が、分厚いダウンコートの中にTシャツと短パンみたいな服装でいることを結構見かけていて、不思議な格好だなと思っていました。しかし、わかったのは、このエリアでは割と普通の服装というか、私もだんだんそんな服装になっていることがあります。

※データの出所は記事の一番下に掲載。1991年から2020年の平年値を採用。

気温の特徴(2)突然やってくるheat wave

1日の寒暖差もさることながら、数日単位での気温の変動も大きいのが特徴的。2022年の9月初め、突然heat wave(熱波)がやってきて、36度以上の日が数日続きました。一番の暑さは9月6日のSan Joseで43度。その後heat waveは去り、約10日後の9月17日には最高気温24度、最低気温なんと12度という、ジェットコースターのような気温差でした。

heat waveの数日前から、Weatherアプリや学校等から警戒情報が流れてきて、山火事や停電に気をつけるようにとのことでした。一番生活に直結し、問題になるのが電力不足です。一番暑かった日には、このまま皆さんが電気を使うと停電になるので、消せるものは消してください!というアラートが突然携帯に来て、実際にいくつかのエリアでは一時的に停電になりました。インフラ関連は、東京に比べて圧倒的にシリコンバレーの方が脆弱な気がします。

ちなみに、普段は冷房は不要なので、冷房がないお家も多く、heat waveの数日間は図書館やカフェ等は「涼」を求める人々でいつもより混雑していました。

気温の特徴(3)意外と冬は寒い

カラッと晴れた日が続き、ずっと暖かいイメージのシリコンバレー。しかし、実際には冬は結構寒いです。都市部で雪が降ることはありませんが朝は息が白いです。まさかこんなに頻繁にダウンコートを着ることになろうとは、日本にいるときは知る由もありませんでした。

とはいえ、東京との違いで言うと、東京の冬は極度に乾燥しているのが個人的に辛かったのですが、こちらの冬は割と湿度があるので、そこまで辛くはないかもしれません。

圧倒的に晴れの日が多い

ざっくり年間300日以上晴れると言われています。雨が降ると「あ〜久しぶりの雨、嬉しいな」と思ってしまうほど。実際、どれだけ晴れが多かったのか、2021年のデータを数値を確認したところ、以下のような結果となりました(2021年、San Joseで降水が確認された日数をカウント)。

  • 1月:7日
  • 2月:5日
  • 3月:7日
  • 4月:6日
  • 5月:0日
  • 6月:0日
  • 7月:0日
  • 8月:0日
  • 9月:0日
  • 10月:4日
  • 11月:4日
  • 12月:13日
  • 年間合計:46日

2021年のデータを見てみると、なんと5月から9月まで1日も雨が降っていませんでした(例年はもう少し降るようですが・・)。雨が降ったとしても、ほとんどは朝方に霧雨のような雨が降って、日中は晴れる場合が多いので、日本で使っていたような長い傘は活躍しません。ごく稀に、いわゆる普通の雨が降ると、「あれ?傘がないよ」と探して、結局見つからなくて「どうせ車だし、なくてもいいか」と諦める、となります。

基本的に毎日晴れているので、日々紫外線との戦いです。恐ろしいほどの紫外線量なはずなのに、日本のように日傘を使っている人は皆無です。割とこちらの皆さんは無防備な気がします。いくら気をつけても日に焼けてしまうし、サングラスがないと眩しすぎて車の運転に支障があるし目が痛くなるし、いつの間にか髪の毛は日に焼けて茶色っぽくなるし、果たしてこの紫外線を浴び続けて私の皮膚は大丈夫なんだろうか、、と心配になる日々です。

まとめ

寒暖差が大きくて服装のチョイスが難しい、たまに突然暑くなる、紫外線を浴びる量が多いといった細かいネガティブポイントは多少あるにせよ、ほとんどの季節、日中快適な気温で過ごてほぼ毎日晴れている(雨と無縁)と言うのは、他の都市に比べて圧倒的に優位性がある気候だと思います。雨天中止ということが少ないので、外でのレジャーの予定が立てやすく、キャンプやハイキング、BBQが盛んなもの納得です。

おまけ:シリコンバレーの北と南では全く温度感が違う

シリコンバレーは南北に長いエリアなので、北と南では全く温度感が異なります。車で30分くらい移動し車を降りると、5度くらい気温が違って「え!寒い!」と驚くこともあります。そして、サンフランシスコまで北上すると、これまたガラリと気候が違うのも面白いです。

データの出所
  • San Joseの気温のデータ
    National Oceanic and Atmospheric AdministrationのNational Weather Service
    : https://www.weather.gov/
    上記サイトからSan Joseのデータ、1991年から2020年の平年値。2022年9月の実際の気温、2021年の降水があった日のデータも全て上記サイトから抽出。単位がF°のベースのデータのため、C°に換算して使用。

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